Hanabi

ゲームの内容

2013年ドイツゲーム大賞受賞作品

花火』は、全員で協力して、自分からは見えない手札から、
色別かつ番号順でより多くのカードを重ねられるように、お互いにヒントを出し合って推理していくゲームです。
1~5の番号カードがそれぞれ5色分、ぜんぶで50枚の花火のカードを使います。
1人ずつ代わりばんこに、ランダムに配られた手札4枚の中から1枚を繰り出すことで、全員共通の場に、
色別の1→2→3→4→5の連番を作っていきます。
しかし、手札の表側は常に相手の方に向けているので、自分だけ内容が判りません。
逆に、他の人たちが持っているカードの内容は見えています。

自分の手札は見えないので、当てずっぽうで手札からカードを出してしまうと、
いきなり4を出すなど、おかしな番号を出してしまいます。その色については、
“失敗”としてそれ以上連番を伸ばすことができません。
このゲームは、連番として伸ばせた枚数が全員の評価得点となる“協力型ゲーム”のため、
うかつな行動は取れないのです。

このため、まずは他の人にヒントを伝えましょう。任意の人の手札を指しながら、
「君の〈これ〉だけが〈1〉だよ。」とか「君の〈これとこれ〉は〈青〉だよ。」という風に、
他の人の手札にある番号か色のどちらかの要素を1つだけ教えられます。
これをお互いに行なうことで、しだいに自分の手札の内容がおぼろげながら掴めてくるのです。

しかし、ヒントを伝えるにはコストとしてチップを支払わなければなりません。
ヒントを与えてばかりいると、どんどんチップが減っていってしまうので、
特には「たぶん要らない」であろうカードを捨てることでチップの回復を計る必要があります。
…でも、本当にそれは要らないカードなのでしょうか?

こうしてゲームを続けていき、補充用の山札が尽きるか、規定回数ミスをしたら、
それまでに伸ばした色別の連番枚数の合計が全員の評価得点となり、ゲーム終了です。

人数 2~5人
プレイ時間 25分前後
年齢 8歳以上