ゲームの内容
たった5枚の心理戦
【ルール】
・各プレイヤーは5種類のカードを手札とする
・各プレイヤーはカードを伏せて出し、同時に公開する
・以下の判定を行う
1.赤ドクロは白ドクロと黒ドクロをアウトにする
2.白ドクロは白カードをアウトにする
3.黒ドクロは黒カードをアウトにする
・アウトになったプレイヤーは敗北する
・決着が付くか、手札が尽きるまで手順を繰り返す
・決着が付かない場合は引き分けとする
【追加ルール】
・いずれかが3勝するまで行う
・最大4人まで同時に対戦可能(2セット必要)
・コインを掛けて勝負してもよい
以上で説明を終わりますが、これだけで面白いの?と思うかもしれません。
散々やっている自分でも、実践無しで面白さを伝えるのは難しいと思います。
しかし相手の心理と残り手札の計算が頻繁に発生する為、
計算が得意な人が行うと勝率が格段に上がります。
例えば一手目が以下の状態だとします。
相手:赤ドクロ
自分:白カード
勝敗が付かない為、次のカードを選びますが、この時点であなたは有利です。
なぜなら1手目の赤ドクロの勝率が40%だとしたら、
2手目の赤ドクロの勝率は50%になるからです。
相手手札:白ドクロ、黒ドクロ、白カード、黒カード
自分手札:赤ドクロ、白ドクロ、黒ドクロ、黒カード
しかも、相手に赤ドクロが無いため、白ドクロ、黒ドクロはノーリスクで出すことができます。
さらに、相手が勝つにはこちらの黒カードに、黒ドクロを合わせるしか無く、実質1パターンしか勝機がありません。
一方こちらは、赤ドクロで50%の確率で勝利するか、相手が逃げの白カード、黒カードを出すと読んで、
白ドクロか黒ドクロでトドメを指すかの選択肢を選び事になり、
たった1手終わったばかりなのに、非常に有利な状況になります。
もう一つ面白い状況があります。
5枚を出して勝負が付かない場合に引き分けになりますが、
お互い2手目までに、白ドクロ、黒ドクロを出し切った場合だけに起こるケースがあります。
相手手札:赤カード、白カード、黒カード
自分手札:赤カード、白カード、黒カード
この場合、アウトを取る組み合わせが無いため、2手目で引き分けが確定します。
このように少ないカードからは想像できないような複雑なパターンが現れ、
また、相手の心理が弱った場合は連続で勝利できるなど、運に頼らない展開を作れる事が、
このゲームの醍醐味になります。
単純な決着がもう一度!を無限に生み出す夢中になれるゲームです
2セットあれば4人で遊ぶことも可能です
人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 5~10分前後 |
年齢 | 8歳以上 |